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2017年8月

2017年8月17日 (木)

仕事行きたくねぇ

あっ!という間にお盆休みが終わってしまった。


今年はせっせと貯めていたお金を手に、「行きたいところに行こう、やりたいことをしよう」をモットーに過ごした。おかげさまでお金はスッカリなくなりましたが。




私が小学生なら、夏休みの宿題分の絵日記はざらに書ける。

極めてマニアックで密度が濃く、決められた金額内ではあるが散財し、現実から逃避しまくったせいで明日からの仕事に行きたくない! 戻ってきたくない!と叫び出すほどである。



あー…。幸せのあとには必ず地獄が待っているのかー…。

帰りたくなかった。ずっとあの世界観(?)にいたかった…!




詳しく話すと記事5つ分ぐらいになるのでごく簡単に説明すると、戦国武将の生きざまに完璧に胸打たれたせいで現代生活に戻るのが嫌になったのである。


現代人がやっているような、毎日決められた時間に起きて出勤し、人間関係に辟易しながらダラダラと定時まで仕事をこなし、1年後も10年後もなんとなく同じ生活を送っている…なんて生き方はくだらん!

メリもハリもない、生も死もない、忠義も謀略もない、こんなつまらない現代社会で私は何をやっているんだ? 叶うならばこの身尽きるまで、敵を刃を交え血みどろの合戦場で露と消えたい…!



職場での人間関係がどうとか、給料の安さがどうとか、社会的地位が低く独り身で肩身が狭いとか、本気でどうでもよくなってしまった。なぜ現代人は戦国武将のように、あるいは名もなき侍のように、もっとこうガッツを持って「己の本懐を遂げるべし」みたいな生き方をしないのかね。

ううむ、27にもなって、がっつり何かの病だろうか。





ちなみに、ドラクエXIの1周目シナリオもめでたくクリアしたのだが、なんかあんまり感動しなかった。死んでしまったアレコレの人がかわいそうだ。エンディング後になんらかの形で救済してあげてほしいと願う。


王道RPGにありがちな「悪者はみな滅ぶべし」って考え方も違うと思うんだよな。何かを善とみなせば別の方面にあるものが悪とみなされる。戦争っていつもそういうところから始まってるんだよ。

あの勇者も、魔王サイドから見れば立派な破壊者であろう。










仕 事 行 き た く な い 。



現 実 に 戻 り た く な い 。





呪文のように唱え続けて、明日になったら現実が少し変わってないかな。現代人の暮らしってほんと無駄が多いというか、つまらない日常の繰り返しだよな~。







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2017年8月 9日 (水)

負け戦と勇者

今日の夜食は…うるめイワシの丸干し2尾。

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晩飯はもらい物のゴーヤを調理。冷蔵庫にあったミンチ肉と一緒に炒めたのだが、よく考えたら卵を入れるべきだったと後悔。個人的には苦味がある方が好きだけどね。

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ここ数日、『関ヶ原』の読書とドラクエXIを並行。『関ヶ原』は12日に返さないといけないので二度読みは無理かも。


ドラクエは相変わらず、勇者やら魔王やら世界の破滅やら王道まっしぐら。ゼルダや他のゲームでもたまに思うけど、よく彼らは途中で投げ出さないよね。家族といい道中で出会う町民や王族といい、なにもかも勇者に頼りすぎ。つい「自分でやれ!」と言いたくなる。

純粋で心優しく、不屈の心を持った人間にしか勇者はできんのだろう。日ごろから【CERO:CもしくはD】の常連である私など、心が荒みきっているせいで「コイツは絶対あとで裏切る」と登場人物全員を疑う始末。


勇者や英雄などともてはやされるより、犯罪者だったり異端者だったり最初から誰かに追われる立場であり、何かの拍子に(あるいは私情で)ついでに世界を救うぐらいの方が身の丈に合っていると思う。

ただし現実世界に勇者はいないし、核兵器の方が魔王より怖い。神に選ばれし力で悪を断つというなら、ぜひ現実世界にも降臨してあれやこれや成敗してもらいたいものである。







…そんな勇者バンザイ大団円RPGに比べ、(多少の脚色はあるとはいえ)歴史上の戦はけっしてハッピーエンドでは終わらん。なぜなら、こっちには魔王などというわかりやすい悪役がいないからである。

どちらに加担するかで敵・味方は変わる。私は石田三成が好きで西軍派だから、徳川率いる東軍は完全なる敵である。しかし、もちろん逆の立場の人もいるだろう。


著者の司馬遼太郎さんの見解になぞらえるなら、石田三成は「義」を、徳川家康は「利」を貫いた人であり、文字通り利害を重んじる人々はことごとく徳川についた。つまり豊臣か徳川か、どちらに味方すれば自分に得であるか(損がないか)、という基準で決めたわけである。

私はどちらかというと「義」や「恩」を大事にしたい人だし、だからこそそれを貫いて負けた石田三成を敬愛している。私には彼のような才能はカケラもなく、自他ともに認める変人で嫌われ者だが、それでも見捨てずにいてくれた人、ある程度の理解を示してくれた人、そういう人のことは大切にしたいと思う。



強き者にヘコヘコ頭を下げ、自分の身の安全を確保するために過剰な配慮をする。それこそ今の日本の姿そのもののような気もする。

先日「広島原爆の日」を迎えて改めて思ったが、日本政府は強き者=アメリカにペコペコへつらい、肝心の被爆者や国民の感情をないがしろにしている。「義」を重んじるなら国民の意見にもっと耳を傾け、核兵器など廃絶すべきなのに、「利」のためにアメリカに追従している。

三成がこのありさまを見たらどう思うだろう。野党を率いてほしい戦国武将ナンバーワンである。関ヶ原で徳川に加担した加藤清正や福島正則一派がそうだったように、日本だっていつポイッと捨てられてひどい扱いを受けるかわからんぞ。






やめとけやめとけと思うのに戦が始まり、大谷吉継が死に、島左近が死に、石田三成が六条河原で処刑され、やっぱり泣いてしまった。落ち延びた先で「欲しいものはあるか」と問われ、返した言葉は「家康の首が欲しい」である。あー、やっぱり好きだ。こういうところがいい。


最後まで読んで、黒田官兵衛(如水)があんまりいい書かれ方をしていないのが印象的だった。人に媚びず、富貴を望まずの人物だが、頭が働くだけにネチネチとした根回しをしてくるから嫌らしい。そういうイメージが定着してしまった。

あと、真田家のことはあんまり深くは書かれていなかった。ただ、真田幸村の妻は大谷吉継の娘!?という情報に驚いたぐらいか。うーむ、知らんかった…。




歴史上の人物にビジュアルがつくのはあんまり好まない(ゲームは除く)ので、大河ドラマや映画は極力見ない。ので、8月26日公開のも見にいかない。…あんなジャニーズごときに三成のすべてが演じられるとは思えんよ。


盆休みに時間があれば三成ゆかりの地を巡りたい。彼は勇者でも英雄でもないが、馬鹿正直でまっすぐで、現代においても稀有な「義」の人である。

諸説あるだろうが、私はそう思っている。



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ひとりごと

  • GYAOで『ペット・セメタリー』を観た。ホラー小説で有名なスティーブン・キング原作である。この手の映画はなぜヤバい奴がいるとわかっている屋敷にひとりで踏み込むのだろう。バラバラにされた人体の一部でも降ってきたらどうするんだ!と思ったが、そんなことはなかった。ちなみにペットとタイトルに名がついているものの、結局一番怖いのは人間だと理解した。
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