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2013年10月10日 (木)

母の原因不明の頭痛

今月9日の深夜1時ごろ、母がいきなり「頭が痛い」と言い出し、風邪かもしれないので体温計を取ってきてほしいと頼んだ。私自身、あんまり頭痛というものを経験したことがないので、母の頭痛というのも程度がわからず「こんな時間に?」などと言いながら体温計を取ってきて渡した。

・・・私は実は、その日の昼が締切のレポートがまだ完成していなかったため、徹夜も覚悟で書いていたのである。まぁ、この日はそれも幸いして、(バイト帰りで疲れているのに)深夜1時過ぎという時間でも目はバッチリ開いていた。


このときの母の体温は、確か35.8度。

「しんどいなら寝とけよ」と言ったんですが、なんかもう痛すぎて眠れもしないという状況で、苦しみ方が尋常ではありませんでした。痛みでまともに会話もできず、顔を歪ませて両手で頭を押さえ続けているのです。一瞬「脳内出血か?」とちらっと思いましたが、手足のしびれもなく、言葉のもつれもなく、この時点では吐き気もなかったので、風邪からくる頭痛か緊張性頭痛かなぁと思っていました。

で、まだ起きていた宵っ張り人間、弟と父親にもあれこれ事情を話し、救急車を呼ぶかどうするかという話をしているとき、母がいきなり「吐きそう」と一言。トイレトイレ!と慌てて運び込むと、何度も便器で嘔吐。


尋常でない頭痛と、繰り返す嘔吐。これはヤバいんじゃないか?と家族全員が思い、「救急車、呼ぶか?」と相談。しかし、時刻は深夜1時半ぐらいである。こんな時間に救急車を呼んで、近所の詮索好きな人間にあとでなにやら言われる可能性もある。一応、トイレで嘔吐している母に「呼んでもいいか」と確認すると、「やめてくれ」などと言う。・・・その顔は死人のごとく真っ白で、「顔色、めっちゃ悪いで」とおもわず言ってしまうほどであった。

本人はやめろと言うが、頭痛もまだ治まっていないし、本当に脳内出血だったらどうするんだ、死んでもいいのかと説得すると、やっと納得して「呼ぶ前に服を着させてくれ・・・」と言う。それは勝手にやらせるとして、119をプッシュするのは私もやったことがない。ということで弟に任せることにしたが、スマホからかけようとするので「固定電話でやれ」と指示。
案の定、「救急車をお願いしたいんですけど」と電話口で言うと、住所を言っている途中に「○○さんのお電話ですね?」と発信者の特定をしてくれた。そのあと症状の説明をして、弟が一番困っていたのは母の年齢だった。知らんのかコイツ、と思いながら「53!」と隣でコメント。・・・私がやったのはせいぜいその程度です。

夜中なのでサイレンを消してもらえないか、と頼んだんですが無理だと言われたので、せめて家の前でなく表通りに来てくれるようにしてもらいました。
やっぱり近所迷惑になりますからねぇ。


祖母(母の母)と、父(母からすれば夫)がついていくことにして、私は留守番。深夜1時過ぎにいろいろ大変でしたよ。パジャマの人間は急いで着替え、保険証はどこだと探し回り、母はトイレでゲーゲーやっているし・・・。
緊急車両はさすが早いですね~。こちらの用意がちゃんとできる前に、すでにサイレンの音が遠くから聞こえてきた。表通りまで母、父、祖母、弟が行くことになり、私は母の鞄と祖母のケータイを持って家⇔表通りの往復をダッシュで数回やった。保険証も見当たらないし、母はまともに喋れないし、もう鞄ごと持っていくしかなかったの。ケータイとか、そのほかも全部一緒に。


・・・で、ここでようやく祖父(母の父)がのそのそ起きてきたんだけど、ドタバタの騒ぎの原因がまったくわからない様子。この祖父、ボケているとはいえ実の娘のことだし、と思って私が説明したんだけどどこまで理解したかどうか。その後、弟には「もう寝ててくれ」などと言われていましたが。

私はてっきりすぐ救急車で運ばれるものと思っていたんですが、なぜかこのあと一度母と弟、父の三人が戻ってきた。「処置で終わり!?」と驚いて聞くと、「母がトイレ行きたいって言ったから戻ってきた」らしく、またトイレでゲーゲー吐いている・・・。私と弟、父は玄関先に立ち尽くし、母が「うぇぇ~」とか「ぐぇぇ~」とかやっているのを顔をしかめて聞いていた。臭いもまた強烈で、吐くものがなくなっても嘔吐が止まらないという事態に一番辛いのは母だというのはわかっていたが、三人とも無言だった。
そのあと、「髪の毛がつかった~」とかいう声が聞こえてきて、どうやら便器内の吐瀉物に髪の毛(←母は長髪)がつかってしまったらしい・・・。おもわず「そんな死んだ細胞(髪の毛)の心配なんてすんなや! さっさと救急車に戻り!」と言うと、別にジョークのつもりはなかったけど、母もははは・・・みたいに引きつった笑いをしていた。笑う元気はあるんじゃないかよ。


そのあと私は家に残り、レポートの残りをしながら自分の部屋にいた。サイレンの音がさっぱり聞こえないので、「まだ停まってんのかなぁ」と思っていると、弟が帰ってきて「受け入れ先に断られてるみたいで、まだ見つからへんのやって」。あ~、緊急の場合はなかなか見つからないっていうしな。
あとで祖母に聞いたんだけど、受け入れ先がなかなか見つからない場合、救急車はサイレンを鳴らさず走りながら受け入れ先を探して、見つかったらサイレンを鳴らすんだって~。そういえば、私も家のそばから離れたところでサイレンの音が鳴り始めたのを聞いた。あれは受け入れ先が見つかったからだったのね。ちなみに4軒目でやっとだったらしい。



その後、検査その他が終わったのは3時ごろである。父から弟に「終わったし迎えにきてくれ」と連絡があり、この深夜にも関わらず車を運転して迎えにこいという。・・・はぁ!?と思ったものの、弟は行く気になっているので(←こういうときはとても役に立つ)、「気ぃ付けや~」と声をかけて自分は部屋で待機・・・というよりレポートを書いておりました。
この時間まで起きるのは随分と久しぶりだったけど、とてつもなく寝オチしそうな時間帯だな・・・。こちらの意思に関わらず、身体が眠たい眠たいと信号を出しまくる。で、正直なところ猛烈に眠くなる。ダメだ、明日は締切だぞと自らに言い聞かせ、頑張って起きていました。


そのあと3時過ぎに帰ってきたので、「どうやった?」と尋ねると、脳に異常はないという。なんや~とちょっと安堵し、母に「頭痛はましになったか?」と聞くと、頭痛を和らげる点滴(?)と痛み止めをもらったので今は落ち着いているという。

まぁ、そういうことだったので私はこの時点でダウンしました。つまり、(レポートは結局仕上がらず!)寝たのである。このとき、すでに3時を回っている。全員、間違いなく重篤な睡眠不足で朝を迎えることは明らかだった。




・・・ということがあり、この日は母は仕事を休んだ。

嘔吐はなくなったけど、頭痛は治らず、喋るとか笑うという行動でも痛むと言っていた。


私は8時起きで大学に行っていたので、その後のことは母や祖母の口から聞いただけである。運ばれたとき診てくれたのは当直の医師(専門医ではない)で、外来の時刻になって脳の専門医が結果を見直してくれたらしい。

すると、気になるところがあるのでMRIを撮りにきてほしいと母に連絡があった。私が大学からふらふらになって帰ってきた(だって満足に寝てないし、午前中にレポートを根性で仕上げて提出したんだもん!)のは、夜の20時である。そのときには母はまだ帰っておらず、しばらくして帰宅して結果を聞くと「大丈夫だった」。



なんや~、それなら脳内出血じゃなかったんやね。原因がわからんのが気味悪いけど、脳じゃなくてよかった。・・・と、この時は思った。Twitterにも確かそう書いた。


だが、今日になってまた専門医から電話があり、「やはり気になるところがある。通常の脳内出血でなく、クモ膜下のあたりから出血している可能性がある。一度、大きい病院で検査を受けてほしい」と言われた。はっきりとは言えないが、少し異常がみとめられる、ということであるらしい。まだ、本当にそうであるかどうかはわからないけど。

頭痛は今も治まっていないし、いくつも症例を見てきた専門医がそう言うんだから可能性はあるだろうと思った。クモ膜下出血・・・。ネットで調べたら、典型的な症状は「激しい頭痛」「嘔吐」「意識障害」であるらしい。頭痛、嘔吐はあったけど、意識障害はまったく見られない。だけど、実際に見られない場合もあるから、油断はできない。
母はタバコも吸わず、血圧も低めで、家族に病歴もないけど、ネットで見たらストレスや女性ホルモンの減少でリスクが高まることもあるという。日常的に仕事や家庭内でストレスを抱え、本人は何も言わないけど、たぶん近ごろ閉経したらしい母には相応のリスクはあるでしょう。


ちなみに母と同じように、尋常でない頭痛で病院にかかり、髄膜炎と判明した祖母の知り合いがいる。私は名前だけ知っていてどういう病気か知らなかったんだけど、脳の中の液体、すなわち脳骨髄液にウィルスや細菌が入り込んで炎症が起きる病気らしいですね。この場合、腰から骨髄液を取り出して(?)どうにかするらしいんですが、詳しいことはわかりません。すみません。

医師によると、このどちらかを発症している可能性があるとのことでした。紹介状を書くので大きな病院で検査を受けてくれ、とわざわざ自宅まで電話をかけてくださった方です。なんていうか、無愛想(←だったと聞いた)な当直の医師とは違い、良い先生じゃないか。


この話を聞いて、もちろん一番驚いたのは母でしょう。

今日も頭痛を抱えて仕事に行っており、「手術のために仕事は休めへんで!?」と言っています。よくわからないけど、年末に向けて忙しい時期なんだと思う。そのほか、資格試験があるとか言っているので、「無理して試験を受けてめでたく合格しても、その次の年にぽっくり行く可能性だってあるんやで!? 必死に勉強して合格して、その嬉しさを1年しか楽しめないでいいのか!?」とさっきも怒りました。


で、私はというと・・・。なんていうか、自分の母の身よりまず自分の身の心配をしてしまいましたね。私は現在大学院生で、バイトを細々とやっているような状態です。貧乏な我が家は両親が共働きでやっと食いつないでいるのに、もし母の収入がなくなったらどうやって生活していくのよ!?と本気で心配しました。悪い子どもだな。







んで、うちの母、再々検査ぐらいをさっき受けてきました。


どうやらクモ膜下でも髄膜炎でもなかったみたいです・・・
さんざん騒いですみません。


だが、原因は依然として不明です。なぜ突然すさまじい頭痛に襲われたのか、なぜあんなにも嘔吐したのか、なぜ現在も頭痛が治らないのか。出血でも腫瘍でも炎症でもないとなると、別のところが悪いのか? やはりストレスや睡眠不足による頭痛なのか?
今はまったくわからない状態です。わからないっていうのが一番嫌ですね・・・。近ごろ、健康診断でコレステロール値がヤバいと言われたばかりの母ですが、そういうのも関係あるのかなぁ。


医学的知識が皆無なので、まったく見当もつきませんが、症状は続いているので予断を許さない感じですね。ひとつずつ可能性を潰していくしかないのかも。発熱はないので感染症ではないのかな。とりあえず、危惧された脳の病気ではなくて本当に良かったです。




うちの母親も、今年54。

まだ若いレベルに入るのかもしれませんが、そろそろいろんな病気のリスクが高まる年代だということを本人も周囲も自覚しておかないといけませんね。


そう考えると、祖母は元気なんだよなぁ。今年79だったかな。ちょっと血圧が高いぐらいでひとつも病気をしない。それに比べ、今年80の祖父はすでにボケているし、身体の病気もいくつかある。(命には別状がないものばかりだが)

・・・私はあんまり長生きしたくないし、希望を述べさせてもらえるのであれば60までには生涯を終えたいと半ばガチで思っている。ボケながら生きるのは嫌だ。持病を抱えたまま長く生き過ぎるのも嫌だ。人の選択だし、好きなようにできたらいいのにな~。


その点、うちの母はどう思っているか知らない。

長生きしたいと思っているなら、そのようになればいいと思う。別にそう思っていないなら、長生きしてくれと応援することもなし・・・。どちらでもいい。思うように生きてくれるならそれでいいし。

今気付いたけど、変な親子関係だな。


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コメント

夜分遅くに、すみません。

私の嫁さん「30代」も、偏頭痛で1ヶ月以上悩んでいます。
最近の頃は、吐き気、頭痛、毎日のように泣いていました。
CTを撮っても異常有りませんと言われるばかりでどうする事も出来ません。「診断結果は、いつも不明です。」

ちなみに、お母さんはどれぐらいで治りましたか?😖宜しくお願いします🙇⤵

うちの親の頭痛はあれ一度きりで、かれこれ2年以上発症していません。脳内出血があったのかどうか結局わからず仕舞いでしたが、突発性のもので後を引くような頭痛ではなかったようです。

重い偏頭痛をお持ちの方は検査をしても原因ははっきりわからないことも多いそうですね。私は偏頭痛を持っていないのでその苦しみはわからないのですが、季節や天気の変化によって頭が締めつけられるような激痛や吐き気に襲われる方もおられるとか…。
今は治療薬(頭痛がしたときに飲む薬や、頭痛を予防する薬)が開発されているそうですね。また、どの病気でもそうですが、疲労やストレスが溜まっていると症状は重くなると思われます。

うちの母親も毎日が激務なので、働きすぎが原因としてあったかもしれません。少しでも奥様の痛みが和らぐことを祈っています。

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ひとりごと

  • GYAOで『ペット・セメタリー』を観た。ホラー小説で有名なスティーブン・キング原作である。この手の映画はなぜヤバい奴がいるとわかっている屋敷にひとりで踏み込むのだろう。バラバラにされた人体の一部でも降ってきたらどうするんだ!と思ったが、そんなことはなかった。ちなみにペットとタイトルに名がついているものの、結局一番怖いのは人間だと理解した。
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