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2012年1月22日 (日)

お通夜

本日、ひいばぁちゃんのお通夜に行ってきました。


亡くなったのは、昨日の早朝4時。みんながまだグーグー寝ている時間に、大音響で家の固定電話が鳴りった。電話の主は、ひいばぁちゃんが入っていたグループホームで、ひいばぁちゃんが亡くなったという報せでした。

私も直前まで寝ていたのですが、虫の報せってヤツなのかどうなのか、電話がかかってくるちょっと前に目を覚ましました。で、「どうしてこんな時間に起きたんだろう」とぼんやり考えているところへ、ひいばぁちゃんの死を知らせる電話が。
・・・特に仲良くしていたわけじゃないのに、なんだろうな、あれ。


で、こうなると大変なのが親族。ひ孫である私はほとんど何もしておりませんが、ひいばぁちゃんの娘である私の祖母は、その日からほとんど家に帰ってきていませんでした。
変な話、人がひとり死ぬということは大変なことなんだなぁ。お通夜は今日、お葬式は明日、初七日も明日するそうです。詳しくはよくわかりません。すみません。


私は明日のお葬式が行けないので、今日のお通夜に行ってきました。弟は逆で、今日は行かず、明日のお葬式に参列します。
小耳に挟んだところによると、あんまりひいばぁちゃんと仲良くしていなかった我々姉弟がちゃんと参列することに、親戚一同が驚いているらしい。中には、ひいばぁちゃんの息子でありながら、連絡が取れなくて参列しない人もいるからな。


今日の参列者は、息子1人、娘3人、息子の妻1人、娘の旦那1人、孫4人、孫の旦那2人、ひ孫2人。ひいばぁちゃんの子どもは5人兄弟です。正直、それぞれまったく似ていないと思うけど。
あと、グループホームでひいばぁちゃんのお世話をしてくれていた人が3人ほど来てくださいました。ああいうのは仕事として来るのかなぁ。それとも、人情で? どちらにしても、わざわざお越しくださりありがとうございますって感じ。

私は親戚付き合いが良い方じゃないので、最初は「誰だっけ??」と思っていたもんですが、喋っている間になんとなくわかってきました。憶えていないだけで、小さいころから世話になっていたらしい。一番言われたのが「大きくなったねぇ」で、次に多く言われたのが「お母さんとそっくりだねぇ」。まぁ、常套句ではあるな。


実は、誰かのお通夜に参列するのはこれが初めてでした。

ひいじぃちゃんのお葬式には行ったことがあるんですが、当時まだ小学校低学年だったため、ほとんど憶えておりません。なので、お通夜は全般的に和室?で豪勢にすると勝手に思っていたんですが、行ってみると広いスペースに花やら棺やらが置かれているだけで、座るのはフツーの椅子だった。「・・・これだけ?」という印象。

それに拍子抜けしたのと、初めてまともに聴くお坊さんの読経になぜか笑いが込み上げ、私は椅子に座ったままず~っと口の中を噛んでいた(汗) みんな真面目に聴いているし、中には泣いている人もいるし、ひとりだけ必死に笑いを堪えていた。
なぜあんなに笑いが込み上げてきたのだろう・・・


そういえば、うちの母が父方(私の祖父)の親戚の葬式に参列したとき、遺体の頭に三角巾が被せてあるのを見て爆笑しかけたと言っていた。日本人が思い描く「幽霊」の第一印象といえば、頭に白い三角巾。それを実際に遺体につけてるのを見て、母は必死で笑いを堪えたらしい。
おまけに、そのあと棺を担いで行進(?)したらしいんですが、なぜか全員が白装束を着たという。それがまたおかしくて、うちの母はひとりだけ爆笑したらしいです。厳かな場面で笑いが込み上げるのは母譲りなんでしょうか。



ちなみに写真は白黒で、黒いリボンがかかっていました。(←当たり前だけど)

ああいうのを間近で見るのもほとんど初めてである。「あれはもういない人の写真なんだ」と思うと、ここでようやく涙が込み上げてきました。亡くなる直前まで、ひいばぁちゃんはガイコツのように痩せて別人のようになっていたけど、私の中のひいばぁちゃんはふっくらとしていて、写真のままの姿です。
だから、棺の中は覗けなかったなぁ・・・。ちなみに享年98歳。大往生だと思う。長い人生、お疲れ様でした。


その帰りがけ、祖母の弟さん(私から見れば「大おじさん」?)から香典返しをもらいました。お茶です。このとき、どうして商品券にしなかったんだろう?と個人的に疑問に思いましたが、実は最初は商品券にしようとして、葬儀会社からダメ出しをされたらしい。

なんでも、最近は香典返し目当てにお通夜や葬式に忍び込む輩がいるらしく、商品券などの豪華なものにすると狙われやすいんですって。その手口は、式場の前の今日の葬儀の予定を見て、勝手に親戚のような顔をして香典返しを受け取り、バレないうちにさっさと帰るというもの。
おまけに、奴らは素晴らしいチームプレーで、役割分担までして香典返しをかすめ取るらしい。なんて不謹慎な奴らだ! 罰を当てろ、罰を!


皆さんも気を付けてください。誰だかわからない人がいたら、失礼でも身分を訊きましょう。下手したら香典返しをかすめ取られます。




お通夜のあとは、みんなでお寿司を食べて、ひいばぁちゃんのことをいろいろ喋って、他のこともいろいろ喋って、親戚の中でしかできない話をいっぱいしました。

ここにいる人たちに流れる血が私にも流れてるんだなぁ、と思うと妙な感じでした。私はひとりでこの世に生まれたんじゃないんですよね。いろんな人の運命が絡まり合って、たまたま・・・っていったらなんだけど、本当に偶然のように、私や弟はこの親戚の中に生まれたんだ。みんながいてくれたから私は生まれることができた。
・・・そう思うと、私はこの世でひとりじゃないのかもと思う。


最後になりましたが、ひいばぁちゃんの冥福を心よりお祈りいたします。

98年の人生、楽しいことも苦しいこともいろいろあったと思うけど、本当にお疲れ様でした。ひいばぁちゃんがこの世に生まれてきてくれたから、私もその数十年後にこの世に誕生することができた。なんていうか、皮肉な運命の巡り合わせみたいな。
まだ生きていてよかったとかあんまり思わないんだけど。思えるようになれたらいいなぁとは思う。ひぃばぁちゃんの家系でよかったとか、そういう風に考えられたらな。


向こうで、ひいじぃちゃんと再会できたらいいね。
今までいろいろ世話をしてくれて、ありがとうございました。

 

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ひとりごと

  • 趣味関係で浮かれ騒ぎながらも、じいちゃんの初盆の墓参りにはちゃんと行きました。近い身内が亡くなったのはじいちゃんが初めてで、本人の魂は今どこにあるのだろう?と真剣に考えてしまった。遺影と位牌は実家にある。遺骨と墓は霊園にある。本人の身体は焼けて煙になった。なら魂はいま何処に? お盆ってそもそもなんのためのイベントなの?冷静に考えると不思議だ。
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