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2011年12月23日 (金)

大人の発達障害

・・・について、授業で短いレポートを書くことになりました。


発達障害ってご存知ですか?
ずっと子ども(小・中学生)を対象に注目されていましたが、今では子どものころからずっと見過ごされていた「大人の発達障害」というものが知られるようになってきました。


発達障害とは、社会性やコミュニケーション能力に難がある「自閉症」(三つ組:対人関係の障害(社会性の欠如)、コミュニケーションの障害(言語などで意志を伝えることができない)、イマジネーションの障害(こだわり、興味の偏り))、知的能力の欠如がみられない自閉症といわれる「アスペルガー障害」、学習面での遅れが生じる「学習障害(LD)」、多動性・衝動性・注意欠陥を特徴とする「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」が有名なところでしょうか。
発達障害は、よく「親のしつけが悪い」とか「本人の性格が悪い」と言われがちですが、これはしつけや性格の問題ではなく、脳の機能障害が原因だといわれています。セロトニンやらドーパミンやら、話が難しくてまだよくわかりません。これからもっと勉強します。


さて、大人の発達障害ですが、これは「アスペルガー障害」「ADHD」が主流でしょうか。

自閉症や学習障害は、大体子どものころに特徴が出るのでわかります。自閉症はさっきも言ったように社会性やコミュニケーション能力の欠如があったり、言語をうまく扱えなかったり、興味がとても偏っているなど、親が気付くこともあります。学習障害も、親や先生によって気付かれることが多いですね。文字の読み書きができない(「読字障害」)、ほとんどの生徒より学習面での理解が遅いなど、成績がガタンと悪くなりますので、周りの人からも見えやすいです。

だけど、さっき挙げた「アスペルガー障害」や「ADHD」は、本人が気付いて隠そうと思えば隠せるし、見えないことも多いので、誰にも気付かれずに本人が大人になることもあります。


特にアスペルガー障害は、知的能力(言語で意志を伝えるなど)に問題がないことが多く、成績さえ優秀であれば少々対人関係でうまくいかなくても見過ごされることがあります。親や先生にとって、本人が小学生や中学生であるうちは「成績がよければそれでいい」と思ってしまいがちです。たとえ、誰かとうまくコミュニケーションが取れなかったり、処理能力が悪かったり(整理整頓ができないなど)しても、他に異常がなければ見過ごされてしまうこともあります。

またADHDも、「聞き分けのない子ども」「すぐカッとなる子ども」というだけで、放置されることがあります。あちこち動き回ってしまう多動性、感情のコントロールが利きづらくなる衝動性、すぐに注意がそれてしまう注意欠陥という特徴がありますが、こういうものは一般的に年齢が上がるにつれて目立たなくなるため、見過ごされることもあります。



そして、見過ごされた子どもはどうなるか。

学校にいるうちは大丈夫なことが多いです。必ずしもそうではないですが、たとえばアスペルガー障害を持つ子どもは健常者より(学業においては)優秀であることが多いです。学校に行って、勉強して、テストを受けて、いい成績を取って親を喜ばせられる時期まではいい。
アスペルガー障害を持つ大人は、社会性やコミュニケーション能力の欠如のために他人の気持ちを理解することが苦手としており、また整理整頓や時間を守ることが苦手である場合もあります。ADHDを持つ大人は、順序立てて物事を説明するのが苦手で、すぐ感情的になり、集中力が欠如している場合があります。

・・・社会に出た経験のある方はわかるでしょうが、こういう気質を持ったまま企業に就職なんかすると、「仕事ができない怠け者」とレッテルを貼られ、ほとんど間違いなく爪弾きにされます。


社会集団の中で、まず「空気が読めない」という人は嫌われます。整理整頓ができず、人との約束の時間を守れない人間も嫌われます。
日本人は特に「調和性」を大事にしますから、注意散漫でひとりだけ行動がおかしい人間がいれば、避けられることも多いです。みんながみんなそうではないですが、自分の持つ発達障害に気付かず社会に出ると、その環境に馴染めなくて孤立してしまうことが多々あります。職場を追われることもあります。


このようなことにならないように、やはり周りの理解も含め、自分で自分のことに気付いて受け入れることが大事だと思う。だけど、誰かに「発達障害じゃない?」と言われるのはやはり嫌なものでしょう。
だけど、カウンセリングを受けるにしても、薬物療法を受けるにしても、本人が治そうと思わない限りは何もできません。どうなんだろう、本人に言うべきなのかな?(自分の考えを持っていなくてすいません)


一応言っておきますが、全員が全員、そうであるわけではありません。そういう人も中にはいるよーっていう話です。



大人の発達障害が疑われる場合、精神科などでは本人の親に来てもらい、本人の成育歴を聞くというのがよくありますね。もし現在がそうであるなら、物心つく前や、幼少期になにかしらの兆候があったはずです。成人して、いきなりなるものではありませんしね。本人は小さくて憶えていないでしょうから、親に来てもらって話を聞くんです。

最近は、発達障害であると診断されたら、それに応じた支援も受けられるみたいです。手帳とかも出るのかな? 気になる人は相談してみてください。



だけど、近ごろはなんでもかんでも発達障害の言葉に覆い隠され、都合の良いように使われているような気もします。まるで言い訳の材料のような・・・

どんな病気、障害(disorder)も、本当にそうであるのかどうかは別にして、けっして本人の言い訳にはなりません。ハンデかもしれないけど、考え方次第でうまく付き合うこともできる。その手伝いをするのが、精神科医やカウンセラーだったりするんだと思う。


・・・さて、これでレポートが書けるかな?(笑)

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ひとりごと

  • 趣味関係で浮かれ騒ぎながらも、じいちゃんの初盆の墓参りにはちゃんと行きました。近い身内が亡くなったのはじいちゃんが初めてで、本人の魂は今どこにあるのだろう?と真剣に考えてしまった。遺影と位牌は実家にある。遺骨と墓は霊園にある。本人の身体は焼けて煙になった。なら魂はいま何処に? お盆ってそもそもなんのためのイベントなの?冷静に考えると不思議だ。
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